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アズゥ注射四日目。

改善が見られるかどうかの山場だと言われていたのが、三日目でした。
改善の兆しアリの結果が見られたはずだったのに…。
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三日目の診察では、足の力が強くなっていたはずだった。
そして、それは、回復傾向の証拠でもあった。
しかし、四日目。
そんな兆しは、ぶっとんだ。
よたよたー、こてん。歩くこともままならない状態。
一体、なぜ、そんな急展開?
自宅のケージ内では、確認しにくいので、いつも状態が判明するのは、病院の診察台の上。
家では、とにかく安静にしているので、動かしたりしません。
一度動かせば、止まり木に止まらせるまでが大変で、きっと小さな体に大きな負担がかかる。
それが、とっても怖いので、動かないように気を使って、安静に。
診察台の上に、縦長のケージが出されて、そこにアズゥを入れる。
止まり木にうまく乗れない。よれよれぱたぱたしているけれど、すべてに力がないため、一向に体が持ち上がらない。
そして、ぽてん、と落ちる。
落ちたら落ちたで、よろんよろん、ぱたり、と転がってる感じ。
その様子を見ていた先生とアタシ。

『……………』

しばらく、こわーい無言状態が、続く。
アタシも、びっくりしたけれど、先生もびっくりしたみたいで、唖然としてた。
モチロン、アタシもコトバが出ないけれど、ふりしぼって沈黙を打破。
とっても怖くて、沈黙はいやだ。

『これ、って、悪化してますよね…?』

『これほど急激に悪化するなんて…昨日は、回復していたのに、薬が効いていませんね。進行しています』

『それは、このまま弱っていくだけだということですよね?』

『…はい…こんなに急に進行するなんて…しかし、この進行具合だと、金属の疑いは無いです。早すぎます』

先生は、そう説明してくださいました。ひとつ、疑わしきことが消えたけれど、悪化していることは、現実。
アタシは、どうしたら?

『やはり、脳に何らかの症状が考えられますが、脳のどこだという場所の特定は出来ないんです。腫瘍ということも、考えられますが、それはどうしようもないです』

『もしも、腫瘍だったとして、それに対してお薬とかないんですか』

『癌系の薬はあります。しかし、脳は薬が届きにくい場所なんです…手術も出来ません』

先生は、いつも聞いたことにちゃんと濁さずに返事をくれる。
本当に、鳥の治療が出来る獣医師の元に通えてよかったと思う。
きっと、腫瘍だったとしても、今からじゃ、何の助けにもならないんだろう。
こんなに、症状が進んでからでは、遅いんだと思う。
人間にだって、手遅れで治療出来ないことがあるんだから、通常の治療でも難しい小鳥に対しては、もっともっと難しいんだろうな、と思う。

『このまま、弱っていくだけなんですね』

『今打っている薬は、脳の炎症を抑制するうえでは、一番効果のあるものなんです。これが効かないとなると…症状は進みます』

『家で、出来ることは、何ですか』

『食事と水を出来るだけ与えて、あたたかくしてください。体重もかなり減っていますので、出来れば、夜中にも何度か餌を与えてあげてください』

体重…減ってた。
元々増えない子だったけれど、8月に拾ったときが、26グラム台だった。
そこから、最近までで、やっと29グラム台をキープしてた。まだまだやせ気味だけれど、よく食べるし、よく鳴いて、時々かきかきさせてくれるまでになってた。
初日に通院した時には、29グラム台。
本日は、26.6グラム…orz

あの小ささで、3グラムの減少って(涙)

致命傷。

『鳥には、胸のところに尖った骨があるんですが、それもはっきりしてしまっています。通常は、両側の筋肉が盛りあがっていて、このとがっている部分は、そんなにわからないんです』

アズゥ…激痩せ…orz

『流動食を食べさせておきますね』

三日目と同じように、注射器にチューブがついたもので、流動食摂取。

『もう一度、糞の検査しますので、少々お待ちください』

少し待つと、名前を呼ばれ、再度診察室。アズゥの糞検査の結果が出た。

『今までの検査では、発見されていなかったんですが…今回初めて、カビが見つかったんです』




『カビっっ?』



たぶん、これ以上ないくらいに、不思議な顔してたと思う。
だって、予想外も予想外すぎるものが、発見された。

『鳥のお腹から発見されるカビなんですけど…他の鳥との接触は?』

『この子だけです』

『それなら、きっと、最初から持っていて、今までは自分の免疫で抑えていられたんだと思います。(今使用している)薬は、多少抵抗力を下げますので、今回の検査で初めて出たんだと思います。鳥の糞でもらってしまうカビなので、今一羽だけなら、前から持っていたと思います。このカビも、もっと症状が出てくると、食事が出来なくなったりすることもあります』

『弱っていくのが早くなるということですか。それに対しては、何か出来ますか』

『カビのお薬はありますので、抑えられます。大丈夫です。飲み水にまぜて、与えてください。お時間大丈夫ですか?カビのお薬も、流動食にまぜて、今一回与えておきますので、先ほどのが5分ほどで流れると思いますので、少しお待ちください。カロリーも取れていいですから』

新たな敵は、対処法があって、よかった。ほんとに、よかった。
無事に、流動食を二回摂取して、帰宅。
本当は、アタシの体も結構ぼろぼろだから、整骨院に行かなくちゃいけないんだけれど、ショックと、アズゥのストレス考えて、まっすぐに帰宅。
そして、夜間の食事やりに備えて、仮眠。
3時間ほどで、起床して、その後は、一時間おきに、餌と水を与えます。
もちろん、水は、お薬入り。嫌がらずに、スプーンから飲んでくれるので、よかった。
これで、お薬拒否されたら、もう絶望的。
普通に食欲無くしているのに、カビさんの影響で、食べれなくなったら、急激に衰弱する。

しかし、今度は、どの時間帯で、仮眠すればいいのかな…orz
一時間おきに、食事を与えているけれど、餌に反応するのは、2時間毎。
水は、一時間おきでも、とりあえず口をつける。
とにかく、食べてくれないと困る。
小鳥さんって、夜に食べたものは、朝にすっからかんになる。
なので、食べ無くなったら、弱るのは早い。
人間みたいに、絶食してから、何日後まで生き延びるって感じでは無いのです。
いつでも飛び立てるように、糞をして軽量化をはかるため、体の中は、結構空。
だから、食べてもらわないと困る。

でも、今日も病院だし、アタシも寝ないと、ダメなような気が…(笑)

一応、最小限の行動で、ご飯が食べれるような距離に餌を設置して、寝ることにします。
ここは、連携プレーで、アズゥ頑張って(T―T)
by hinata-honobono | 2007-12-14 09:11 | 奏生 / 幸せの青い鳥
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